April 29, 2009

Sapucai 機関車と丘の村


実は、パラグアイは南米で初めて機関車が走った国。
昔は栄えたパラグアイも、戦争に負け、国が弱くなり、時代とともに鉄道廃止へ。。
友人の任地にはその機関車の鉄工所があり、今もなお部品の修理などが行われている。
その後、友人宅へ行くため丘を登る。
登っていると、ロバを連れた住民に遭遇。
この近辺は昔、ボリビア人の捕虜が住んでいたらしく、ロバを使った運搬が依然として行われている。
丘の上に住む友人宅のまわりは、壮大なヤシの木畑!!
まだまだこの家はガスもなく、改良かまどを使用中。
いつも森の中から、薪広い。
椰子の木で囲われたキッチン。陽が差し込み、煙が幻想的に揺らぐ。
庭には大きなパパイヤの木、バナナ畑。自然の中で癒される。。



更に丘を登ると、丘からの絶景!!
晴れていたら、最高だろうなぁ。
今度、夕日を見に来よう。

更にその奥入ったところに、全てが竹で作られた家がある。

アルゼンチン人のおじさんが竹細工に目覚め、よい材質、よい立地の竹を探していたら、サプカイに辿り着いたらしい。

そこで、エコな家、ペットボトルを用いた節水術、太陽エネルギーの活用、用便を自然に戻す方法など、いろいろな試みが行われていて面白い。
そして、おじさんの竹の家はまたお洒落。。
歯ブラシ置き場。ナイスアイディア!



おじさんの敷地でキャンプさせてもらう。
かまどで火起こし。しかも、このかまどはタイヤ付きの移動式!!
初!! 空き缶でご飯炊けたーーー!!
キャンプ、最高!!気が合う友人ができてよかった♪

鳥の解体


4月29日
庭には鶏が3匹(早口言葉みたい。。笑)、放し飼いで飼われていた。
その鶏が、畑の野菜を全部食べてしまうということで、しばらく小屋に入れられていたが、
本日解体の儀となる。



まずは、おばあちゃんが鶏をつかまえ、見るのも堪え難いくらい、首をぐるぐるまわす。
鶏さま、御臨終。。

そして、お湯につけ、足をしばり、都合のいい窓枠にかける。

お湯につけたことで、羽をむしりやすくなる。隣のCyntiaも手伝ってくれる。
羽をむしられ、丸裸にされた鶏たち
そして、さばく。おばあちゃんの手に迷いは全く感じられない。
(子供の頃からやっていたらしい。)
血まみれになりながら、心臓をとりだす。
これは、肝と砂ずり。
これは、確か卵になる前の状態。。
さばかれた鶏たち。。


初めて一部始終を見せていただき、鶏たちに感謝の気持ちでいっぱいになった。
もちろん、そのあとは美味しく食べさせてもらったよ。
ありがとう、鶏さん!!!

April 21, 2009

マカ族

首都Asuncion近郊のMariano Roque Alonsoで、民族衣装で踊りを披露する先住民族のマカ人。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2593802/4037637



インディヘナのお祭りがあったらしい。

ここでは、インディヘナへの興味が薄いのか、情報が少ない。。
貧しい人、野蛮な人という目で見られていたり、
実際にボリビア国境のインディヘナは人を食べてるという話(噂?)もある。

今回、行く事はできなかったけど、
お祭りをやってることだけでも知れてよかった。


スペインに征服される前のパラグアイ。
インカやアステカみたいに、文明の発展まではいかなかったけど、
確かに存在していたパラグアイのインディヘナ文化。

僅かながらも残ってるのが嬉しかった。


きっと、他にも伝統的祭りをやってるはず。。
あ~もっと知りたい知りたい。

April 18, 2009

Tañarandy

4月10日は、Villa Florida近くの町San Ignasioでキリスト教儀式を拝見
赤土の道にはオレンジの中身をくりぬいて、作られたロウソクが一面に灯されている。

3km先まで続く幻想的なロウソクの道
“Camino de Cielo”(空の道)
そこを、人々が歩き聖母マリアとともに、イエス・キリストを迎えに行く

その後、山を崩し作られた広場で、Teatro
インディヘナ文化に入ってきたキリスト教というような感じで紹介されていた。

31歳の誕生日、pasó muuuuy lindo!!! Viva Paraguay!!!
http://www.youtube.com/watch?v=AHuaysUnsPA&feature=player_embedded

キャンプ en Villa Florida

Semana Snata(聖週間)
2~3年おきに日程変更。

今年は、
4月9日、イエス・キリストが十字架にかけられる前に、弟子達と最後の晩餐をとった日
4月10日、イエス・キリストが亡くなった日
4月12日、イエス・キリストが復活した日

Paraguay全土で、9日から全ての店、学校が休みになってしまう。
4連休!!
というわけで、友人に誘われキャンプへ
Villa Floridaは、川沿いにクリーム色のビーチが広がる。
川の水は茶色だけど、久々の川に興奮してクロール、平泳ぎ!!
もちろん川の中で目開けても全く見えず、そのまま泳いでたら流されてました。
でも、かなり気持ちよかった♪

朝焼けを見に行くと、川一面の霧。
幻想的で、心が洗われるよう
キャンプでは、料理上手なパラグアイ人が、
ブラジル料理、アルマジロ、カピバラを料理してくれたり。。
多少臭みがあったけど、食べれた。
ブラジルの伝統料理、フェイジョ・アーダ(豆と豚臓物の煮込み)

週末はアサード

犬じゃないです。子豚です。
毎週末は、焼き肉の日です。息子夫婦が大好きなので。。

そして、夕方からしごとの娘の弁当はこれ。肉とマンディオカ芋とソパ・パラグアージャ
そして、娘婿の腹。。
もしかして、どんどん成長してる???

April 9, 2009

癒しのロレンソ

近所で捕まえられた、Lolo(インコ)のLorenzoロレンソ
今まで大自然で暮らしてきたのに、
うちの親戚に捕まえられ、小さいかごに入れられている。

Lorenzoはもう飛ばないように羽まできられ、今は歩くことしかできない。
かわいそうすぎる。。
そして、ストレスで毛が抜ける始末。。。


というわけで、
あまりにもかわいそうなので、おじぃとおばぁが外出しているときは、お散歩タイム。
部屋の中を自由気ままに歩きまくる。
床のタイルは滑ってしまうらしく、Lorenzoのお気に入りは、テレビのコード。
ちょこんと、座っちゃうのがまたかわいい♪

April 8, 2009

Pirapoにても

7 de Abril
日本人移住地Pirapoでも、心肺蘇生講座。
南部の医療隊員4人で実施する。

Pirapo隊員が呼びかけ、当日は意外と住民集まり、50人強。。
私の拙いスペイン語説明でも、皆が一生懸命聞いてくれて嬉しかった。。

その後、日系人に言われたのが、
「ここパラグアイでは、倒れてる人を見ても触るなと教えられるんだ。
それは、以前、助けられた人が最後の記憶だけ覚えていて、その記憶の中に助けてくれた人がいたんだ。でも、“助けてくれた人”ではなく、“犯罪者”と勘違いされ、その後訴えられ、刑務所にいれられたんだよ。だから、助けたくても怖くて何もできないんだよね。」と。


確かに、、、
そんな可能性も否定する事はできないなとも思った。
でも、最低限、自分の家族だけでも、自分の大切な人だけでも、助けられる術になったらいいなと思う。
まぁ、使う機会がない方が有難いけど。。

April 6, 2009

心肺蘇生講座 en Encarnacion

5 de abril
講座終了。。。
4日間、、朝から晩まで、、、疲労困憊です。。。。
一番疲れてるのは、来てくれたボランティアだろうけど。。

HPM、交通課の警察官、Clementina高校、専門学校3校、大学、
高校、専門学校、大学では医療系の学生さんたち相手。
朝7時スタート、夜21時半終了。。。
参加者がどんどん増え、テレビ局まで来て、休みなしのスケジュール、1クラスの人数もオーバーの大盛況になった。
人手が足りないので、近隣のボランティアにも手伝ってもらったり。
高校生達は、やっぱり覚えが早いし、音楽に合わせてテンポも取れる。
でも、それ以上の年齢になると、テンポが取れない。。
こっちが手拍子しても、一緒に歌っても、一緒に手を押しても、テンポがとれない。
口対口も、何度「1秒息吹き込み」といっても、2~3秒吹き込んできたり。。

パラグアイは時間の感覚が違うのかもなぁ。
ここでは、きっとカウントすることもあまりないのかもしれない。
学校の授業で『音楽』もないから、「音楽に合わせて」っていうのが難しかったのかもしれない。。
そんな違いを垣間見れたのも面白かった。

4日間、朝から晩まで、、めちゃめちゃ疲れたけど、
それでも参加者達の喜んで練習する姿を見ると、やってよかったと思った。
パラグアイ国内に、心肺蘇生人形は2体あるのみ。
看護師も含め全ての参加者にとって、初めての心肺蘇生練習だったらしい。

Curso :19回/4日間
参加者 : 看護師14, 学生185, 他 31、総数230!!!

大盛況!!!