May 7, 2008

Encarnación

Miercores 7 de mayo
任地のEncarnacionに向け出発
車で爆睡中に約5時間で到着、
エンカルナシオン小児病院、大使館駐在所、警察署挨拶まわり後、ホームステイ先へ
今回のホームステイ先は、エンカルナシオン中心部から離れた北部の地域
住所はRuta 1 km2.5 (国道1号から2.5km)
つまり住所なんてない。。
しかも、少し低い地帯のため、もうすぐ沈んでしまうらしい。。。

というのは、現在ヤスレタダムを建設中で、完成した折にはエンカルナシオンのかなりの地域が沈んでしまうらしい。
特に、Encarnacion中心部はarriba(上)とabajo(下)で分けられていて、abajoの地域はアルゼンチンに近いこともあり、下町として栄えてきていた。小売店が並び、とても活気がある。
店によっては、「pesoか?」と聞かれるくらいアルゼンチンからの訪問者も多いらしい。
また、abajoは昔からの建物が残っているので、街並みも趣がある。

しかし、ダムによりabajo地帯がほとんど沈んでしまうらしく、
来たばかりなのに悲しくて仕方なくなる。。

私のホームステイ先近辺には、川があり渡し舟が出ていた。
川周辺は湿地帯の平原広がり、水草が生えている。
船からは河口付近に見えるアルゼンチンの高層ビル群と手前に見えるパラグアイの大自然が対照的で面白い。







こんな素敵な地区も沈んでしまうというのがすごく悲しい。。

住民はというと、政府からの経済的な援助面で初期の頃はもめていたらしいが、今は特にもめている様子はない。
沈む地域だけど、住民に暗い雰囲気は感じない。
Mamaに聞くと、パラグアイは貧乏で、工場も少なく将来性が低いため、
ダムによる電力開発、そして電力資源を他国に売り現金収入を狙っているとのこと
パラグアイにとっては、必要な開発なのかな。。

イグアス地域のイタイプダムは、電力開発しているがそのほとんどはブラジルに所有され、電力資源も安くでしか買ってもらっていない。。
今度はうまくいくといいけど。。

この村に沈む夕陽。すごくきれいです。。

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